原画情報: |
壁画 (m/m) 製作:1508~1510年 所蔵:システィーナ礼拝堂 |
作者紹介: |
ミケランジェロ・ブオナローティ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni, 1475年3月6日 - 1564年2月18日)は、イタリアルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。名前はミカエル(Michael)と天使(angelo)を併せたもの。
西洋で最も巨大な絵画の一つとも言われるバチカンのシスティーナ礼拝堂の天井フレスコ画や『最後の審判』、パオリーナ礼拝堂にある『聖ペテロの磔刑』、『パウロの改宗』を描いたことでよく知られている。もともとは彫刻家であり、『ピエタ』や『ダビデ像』等の傑作のほかにも『バッカス』、『モーセ』、『ラケル』、『レア』などが有名である。バチカンの『サン・ピエトロ大聖堂』の設計者でもある。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ・サンティとともにルネサンスの三大巨匠と呼ばれる。ミケランジェロは長命であり、作品も盛期ルネサンスの時代から、マニエリスムの時代への移り変わりを示している。また躍動的な表現は、次のバロックの時代を準備したといわれる。事中であったサン・ピエトロ大聖堂の建築主任となる。当時、構造上の問題や度々の設計変更で工事は停滞していたが、ユリウス2世当時のプラン(建築家ドナト・ブラマンテが構想していた集中式の教会堂)を元に設計し直し、建設を進めていった。1564年、ミケランジェロが亡くなったときは、大ドームの基部付近まで工事が進んでいた。
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作品紹介: |
この作品は、システィーナ礼拝堂天井画で最も有名な部位のひとつ「アダムの創造」。主題は旧約聖書の創世記で、このアダムの創造はその中の一場面を描いたもの。絵画が映画『ベン・ハー』の序章で使用されたことがあまりにも有名である。向かい合う指が、映画『E.T.』のイメージポスターにパロディとして転用された。 |
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